Team Satellite 所属の矢口絢菜(やぐち・あやな)さんが、アメリカ・ミシガン州にある名門Western Michigan University(ウェスタン・ミシガン州立大学)へのフルスカラ―シップでの進学を決定しました!全額奨学金という素晴らしい形での進学は、彼女の努力と実力が高く評価された証であり、新たな挑戦への大きな一歩となります。
今回の進学には、昨年、矢口さんは日本で開催された弊社主催のショーケースに参加し、その場でイリノイ大学のコーチと出会いました。このコーチの奥さんの姉妹こそが、ウェスタン・ミシガン大学のテニス部のコーチだったのです。国内を中心にプレーしていたため、UTRもなく、海外での実績はありませんでしたが、このつながりがきっかけとなり、ウェスタン・ミシガン大学と出会い、ショーケースでのプレーが高く評価されたことで、フルスカラ―シップのオファーへとつながりました。まさに、行動が未来を切り開いた瞬間でした。
ウェスタン・ミシガン大学は、1903年創立の歴史ある州立大学で、特にビジネス、航空学、エンジニアリング、医療系学部において全米トップクラスの評価を受けています。最先端の研究設備や少人数制のクラス環境が整っており、学生一人ひとりが充実した学びを得られる環境が魅力です。また、アメリカ国内外の企業や研究機関との連携も強く、卒業後のキャリア形成においても大きなメリットがあります。
スポーツ面でも、ウェスタン・ミシガン大学はNCAAディビジョンI に所属し、テニス部は全米でも競争力の高いチームの一つです。最先端のトレーニング施設と経験豊富なコーチ陣のもと、トップレベルの選手たちと切磋琢磨しながら自身の競技力をさらに高めることができます。実は、過去には男子部門に野内健之介くんも所属しており、日本人選手とのつながりもある大学です。 こうした歴史のあるプログラムで、矢口さんもさらなる成長を遂げていくことでしょう。
大学が位置するミシガン州カラマズーは、全米ジュニアハードコート選手権が行われる、アメリカのジュニアプレーヤーで知らない人はいないほど有名な場所(聖地)で、私自身も何度も足を運んだ場所です。元ヤンキースのジーター選手の故郷でも有名であり、豊かな自然と便利な都市環境が調和したエリアで、勉強やスポーツに集中するには理想的な環境です。また、留学生の受け入れにも積極的で、多文化なコミュニティの中で国際的な視野を広げることができます。
昨年のショーケースでの運命的な出会い、そしてフルスカラ―シップという最高の形での進学決定。さらに、日本人選手が過去に活躍してきた背景もあり、矢口さんにとっても非常に特別な環境での挑戦となります。これまでの努力が実を結び、新たな舞台でさらなる飛躍を遂げることができるでしょう。矢口絢菜さんがこの素晴らしい環境の中で、どんな成長を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。ウェスタン・ミシガン大大学での挑戦を心から応援しています!
以下矢口さんからのコメントです。
アメリカでテニスをするという夢が叶って嬉しく思います。Western Michigan大学では勉強とテニスの両立が大変だと思いますが、高校生活での経験を活かし乗り越えていきたいです。またテニス面ではチームに貢献出来るような選手になりたいと思います。今まで私を支えてくださった方々ありがとうございました。これからも感謝の気持ちを忘れずに、そして努力を怠らずにがんばっていきたいと思います。

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